仏具ができるまで
京仏具・京仏壇は、国の伝統的工芸品産業に指定されています。
■伝統的工芸品産業の目的
一定の地域で主として伝統的な技術又は技法を用いて 製造される伝統的な工芸品が民衆の中ではぐくまれれ、 受け継がれてきたこと、及び将来もそれが存在し続ける 基盤があることにかんがみ、
- 伝統的工芸品の産業の振興を図る。
- 国民の生活に豊かさと潤いを与える。
- 地域経済の発展に寄与する。
- 国民経済の健全な発展に資する。
■京仏壇・京仏具の特徴
- 京都には各宗派の本山が多く、従って伝統的に、各宗派の法式かなった仏壇仏具をつくっています。
- 京都では寺院用、家庭用を問わず、また木製品、金属製品を始め、法衣、念珠、香表具等凡そ仏事に関するすべてのものをつくっています。
- 仏都京の伝統にはぐくまれてきた美術工芸的な京仏壇・京仏具の意匠と品質は全国並びに海外までも高く評価されています。
